BCLは1970年代に中高生を中心に流行しました。
ゆえに、40・50年代の方はご存知の方も多いのではないでしょうか?
知らない方のために解説していきます!


1.BCLとは?
2.AM放送のBCL

1.BCLとは?

BCLはBroadCasting Listeningの略で、日本語に直訳すると、放送を聴取することです。
ただ単に聴取するのではありません。普通の人はAMやFMラジオを聞きますが、BCLでは普段は受信できないような遠くの放送局や、国際短波放送をターゲットにしています。
BCLはお手持ちのラジオでも簡単に始めることが出来ます。
実際、自分も最初は父の出張用ラジオ(5000円くらいのSONY製)を使っていました。
普通のラジオでも、関東地方から北海道や大阪のAMラジオ放送局を受信できました。
実際の受信の仕方は下をご覧ください。


2.AM放送のBCL

AM放送が行われているのは中波という帯域です。
中波は、夜間は電離層(E層)に電波が反射し遠く2000km以上の通信距離があります。
昼間はというと、別の高度の低い電離層(D層)に吸収され、地表を這うような伝わり方をします。
先ほどBCLは遠くの放送局をターゲットにしていると申し上げました。
実際にどの程度遠くの放送局を受信できるのかといいますと、ラジオにもよりますが、北海道から沖縄、ひいては中国や北朝鮮まで受信することが出来ます。
特に車を山奥に持って行き、カーステレオで受信すると、非常に多くの放送局を受信することが出来ると思います。
もちろん都内でも受信することができますので、車に乗った際は試してみてください。


3.FM放送のBCL

FM放送はAM放送と違い、超短波という帯域です。
この帯域の電波は電離層を突きぬけ、宇宙へと飛んでいってしまいます。
人工衛星・スペースシャトル・宇宙ステーション・探査機との通信にはこの帯域以上の電波を使って通信しています。
しかし、超短波の帯域の電波を反射する電離層が突発的に発生することがあるんです!!
スポラディックE層という電離層なのですが、夏場に頻繁に起こることはわかっているのですが、いつどこで起こるかは誰も分かりません。
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